湿度計は外部センサーを利用して一括管理を

温湿度管理は一箇所で集約的にできると便利です。

精密機器や食料品などを製造する工場や、時間とともに変質する物品を保管する倉庫、農作物を栽培するビニールハウスなど温湿度管理が必要なシーンは数多く見受けられます。情報の集約化には無線通信は欠かせません。温度が無線によって携帯端末やパソコンで認識できれば、場所や時間を問わず温湿度が確認できるので労働生産性が高まります。無線技術を搭載した温湿度計で、しかも高精度のセンサーが付属したさまざまな製品があります。

計測したい場所に外部センサーを設置し、離れた地点から温湿度が認識できるのはもちろん、グラフで出力できたりCSV形式に対応した機種もあり、日ごとや月ごとの比較が一目瞭然で、厳重な製品管理が必要な業種では特に役立でしょう。無線による温湿度計を設置する際は、常時管理する地点と計測地点の距離を事前に確認しておくことが重要です。

というのも無線が届く距離が機種によって違うため、最適な温湿度計を選択しなければ遠隔管理できない事態に陥ります。たとえば30mの機種もあれば150mまで計測できる機種もあります。また複数の温度計のセンサーを一度に管理するときは、各地点との距離も考慮しなければなりません。無線のメリットは無駄な配線が不要な点で、他の機種の配線が複雑に絡み合ったスペースに設置しても邪魔にならず、狭くても大丈夫なことです。マグネットタイプならば制御盤などの隅につけておけば、扉の開閉の邪魔になりません。

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