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GPSの仕組みと、世界各国における同様のシステム

GPSとは、衛星からの電波を受信することで、自分がいる現在地を把握することができるシステムのことです。

このシステムにより現在地の把握ができるのは、現在地に電波が届くまでにかかった時間に基づいて、衛星との距離を測定することが行われているからです。



複数の衛星との距離が分かれば、地上における現在地を特定することができます。


正確な測位のためには4つ以上の衛星からの電波をとらえる必要があると言われています。そして、それ以上の数の衛星からの電波を受信できれば、さらに精度が増すことになります。



そのため、山間部やビルの谷間などで衛星からの電波が受信しにくい状態にあると、正確な測位が難しくなります。

日本の本州においては、そのような障害物がない状態で、通常6個から10個程度の衛星をとらえることができると言われています。

なお、衛星からの電波を利用して地上における現在地の測位を行うシステムがすべてGPSと呼ばれるわけではありません。
GPSと呼ばれる全地球測位システムは、米国がもともとは軍事目的のために開発したものです。



米国以外にも同様の衛星を打ち上げ、現在地を測位できるシステムを構築している国々がいくつかあります。例えば、ロシアにはGLONASS(グロナス)、EU(欧州連合)にはGalileo(ガリレオ)、インドにはIRNSS、中国には北斗という、GPSと同様の測位システムがあり、各国が独自の目的のために運用しています。